舮の一番先

今しか撮れない景色に感度高くありたい。最近フィルムも始めました。

平成31年1月 シンガポール旅行記(4)ブギス・オーチャード

 

朝飯はカヤトースト

朝飯はYa Kun Kaya Toast。カリカリに焼いた薄いトーストに、甘いカヤジャムを塗ったもの。ココナッツなどが入った、あまいあまーいジャムだ。

▲間にバターの薄切りを挟んだり、シュガートースト風にすることもあるようだ。

頼んだメニューは、バターの薄切りを挟んだカヤトースト4枚に、コピというコンデンスミルク入りのコーヒー、半熟卵のセット。コピはマックスコーヒーに風味が似ているけれど、コピの方が苦味が少し残っているかな。日本で食べたら朝食には向かないクドさかも知れないけれど、ジトッとした朝にクーラーの効いた店で食べるにはちょうど良い。でもこれは、肉体労働者向けかも知れないな。

以前ニューヨークに行った時に、マクドナルドで日本にはない「Sweet Tea」というものを飲んだら文字通りものすごく甘かった。これはアメリカ黎明期に、大規模農園で働く人たちが飲んでいたもののようだ。ピーナッツバターやマックスコーヒーが根付いた千葉も、真っ平らな土地で農業を営んでいる地方だ。もしかすると、温暖な気候で山がないところで農業をやると、こういう甘いものが欲しくなるのかも知れない。

 

ブギス(武吉士)

 (α7s + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 35mm /ISO100 / F8,1/500sec ) 

▲ブギスは僕が居処にしたラベンダー駅から1駅。日本でいうところの原宿か渋谷みたいのものだろうか。アーケード型の繁華街だ。アーケードといってもそこまで大きいわけではなく、まあ、小さいアメ横みたいな感じ。

 

 (α7s + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 35mm /ISO1000 / F8.0,1/60sec ) 

▲バッタもんとかチープな土産物が売っている。ただ、ここでしか買えないというものはそんなにないかも知れない。観光客向けと行った感じもする。ここのあたりは、シンガポールにしては珍しく、タバコ臭かった。 ポイ捨てしているところはさすがに見たことがないが、指定喫煙所ではないところで吸っている人を見たのはこことリトルチャイナの運送屋だけだ。日本でも浅草寺の裏手とかではイキがっている修学旅行生がタバコ吸っているので、そのへんは万国共通なんだろう。

 

 

▲ まあ、こういう感じの飲み物とか売っているところだ。若者向けかな。滞在中腹の調子がイマイチで、火を通していないものは怖くて手がつけられなかった。一人旅だと、こういうとき冒険がしにくいね。この手のジュースは、グァバが好き。

 

オーチャード(烏節路)

 (α7s + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 16mm / ISO100 / F8,1/80sec ) 

▲オーチャードは、銀座や五番街みたいな、要は目抜き通りだ。ION(アイオン)というショッピングセンターは、これでもかというほど高級ブランドが立ち並んでいるけれど、フードコードは案外そんなに高いわけでもなく人だかりができていた。

 

 

▲紅茶のTWG。午後ティー勢で満員だった。マカロンが美味しいのだけど、日持ちがしないので自分で全て食べてしまったよ。

 

アップルストア。ここは2階なのに木が生えている……

 

 

 

 (写ルンです / FUJIFILM SUPERIA -TRA400 / F10,1/140sec ) 

 ▲ ひょっとして帝冠様式か?と思ったけど中国風。ホテルのマリオットのようだ。

https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/sindt-singapore-marriott-tang-plaza-hotel/

 

 ▲シンガポールに来たら、チキンライスを食べないとね。アイオンのフードコート「フードオペラ」で食べた。これは本当に上手くて、一瞬で平らげてしまった。ごちそうさま。

 

続く

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平成31年1月 シンガポール旅行記(3)シンガポールシティギャラリー・チャイナタウン

 

 

配車サービスGrabで移動

Grabの車窓から。ホテルからの移動は、MRTも使うけれどGrabも使おう。

シンガポールなどの東南アジアでは、Uberの代わりにGrabというサービスが浸透している。日本ではただのタクシー配車アプリとなっているUberだが、海外では本業タクシーも副業?タクシーも呼べて便利。

暑い国では、駅までの10分で体力が根こそぎ奪われることもあるので、小回りが効くGrabは痒いところに手が届くのだ。東京のようになんでも駅直結なわけではないしね。

「Grab 使い方」でググると先達が残したノウハウがいっぱい出てくるぞ。

ありがとうございます、現地で助かりました。

日本の自宅から海外SIMを刺していたんだけど、位置情報で支払登録を判断しているようでクレジットカードが登録できず、現地に着いてから登録しました。

 

車のガラス越しに撮ったからちょっと色が青っぽいかな。スルタンモスク。

 

シンガポールシティギャラリー

シンガポールの都市発展について知ることができるSingapore City Gallery。

https://www.ura.gov.sg/Corporate/Singapore-City-Gallery

 

入り口は普通のビルっぽいのでちょっとわかりづらいかも。

 

駅からのアクセスは微妙なので、まさにGrabとかタクシーの使い所って感じ。

現在は、メイン展示の都市模型以外はリニューアル工事中でほとんど見れないようだ。残念。

 (α7s + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 35mm /ISO800 / F4.0, 1/125sec / Trimmed) 

▲再開発前の権利調査だろうか。もう少し英語が読めればなあ……。

 

(α7s + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 35mm /ISO800 / F4.0, 1/125sec / Trimmed) 

▲一つ一つの建築が精巧に作られている。縮尺は1/500?くらいだろうか。1/300くらいかもしれない。観光地には結構この手の都市模型があるけれど、一国をこの精度で再現したものは初めてだ。国土が広くないシンガポールならでは、だな。

 

(α7s + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 35mm /ISO800 / F4.0, 1/125sec / Trimmed) 

▲一つ一つの建築が精巧に作られている。縮尺は1/500?くらいだろうか。1/300くらいかもしれない。下の方にあるのはレゴブロックで作られた創作アートのようだ。

 

チャイナタウンへ

シンガポールシティギャラリーとチャイナタウンはとても近い。というか、ギャラリーの廊下から仏牙寺がみえるくらいだ。歩いて向かうことにした。プラナカン様式の建物が美しい。

 

(α7s + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 35mm /ISO100  / F4.0, 1/500sec) 

▲プラナカン様式はヨーロッパ風の外壁のこともあれば、こうやって中華系のこともあり、どこの国ともつかない無国籍風のこともあっておもしろい。

 

 

(α7s + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 16mm /ISO100 / F4.0, 1/500sec / Trimmed) 

▲仏牙寺は、仏舎利ならぬ「ブッダの歯」が収められているそうだ。

 

 

(α7s + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 16mm /ISO800 / F4.0, 1/60sec / Trimmed) 

▲地元の人たちだろうか、熱心に御経をあげていたが、まるで歌を歌っているようだった。日本では聞き慣れない節回し。

 

(α7s + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 35mm / ISO320 / F4.0, 1/60sec / Trimmed) 

▲こちらはスリ・マリアマン寺院。ヒンドゥー教のお寺。

靴を脱いで裸足で入るから、クロックスとかコンバースみたいな被りがちの履物の場合は置き方や置き場所に注意した方が良いかも知れない。 

 

(α7s + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 35mm / ISO320 / F4.0, 1/250sec / Trimmed) 

▲さっきまで青空も見えていたのに、急に雲の色が黒くなってきて風が吹いてきた。慌ててアーケードの下に逃げ込んだ瞬間、夕立のような雨が降ってきた。これがスコールか。

 

続く

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平成31年1月 シンガポール旅行記(2)チャンギ空港からHotel Bossへ移動

2時間50分で仮眠から目覚めると、大分体が軽くなっていた。時間ちょうどでチェックアウト。

EZ-LINKカード(SuicaとかPASMOみたいなもんですね)を買って、MRTでチャンギ空港からLavender駅まで移動。

チャンギ空港だけかはわかりませんが、EZ-LINKは券売機では買えず、窓口でしか買えませんでした。シンガポールにいる間、ほとんどの店舗でクレジットカードが使えたけれど、ここだけは現金しか使えず。

 

▲僕のEZ-LINKカードは、ぐでたまでした。色々な券面があるようです。

シンガポールのMRTでは飲食禁止なので、暑いからといってウッカリ水分補給すると罰金です。僕は海外では公共交通機関の様子も実際に利用して体験してみたいのでMRTで移動したけれど、大きな荷物を持っている人は少ないのでタクシーの方がいいかも知れませんね。

 

 (α7s + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 35mm /ISO100 / F8,1/500sec ) 

▲はい、着きました。Lavender駅には、ドラッグストアもあるしマクドナルドもあるし、セブンイレブンもあって、滞在中は世話になりました。

このHotel Boss、チキンライスの有名店である天天海南鶏飯が1階に入っているという話でしたが、どうやら閉店してしまったようです。

ホテルのHPをみても、それらしき店は見当たらず…。残念。

 

 (α7s + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 35mm /ISO100 / F8,1/400sec / Trimmed) 

▲ホテルの前にはモスク。ここが異国であること、多民族国家であることを改めて感じます。

 

 (α7s + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 35mm /ISO100 / F8,1/500sec ) 

▲部屋は16階。エクスペディアの予約メールを印刷した紙を見せたら、英語は話せなくても簡単ログインです。 結構眺めがいい。さっきのモスクとは、また違うモスクが見える。その周りには、伝統的な商店建築が立っているけれど、これもプラナカン様式というのだろうか。

2階部分の作りが簡素で、むしろ日本の看板建築に近いように思える。看板建築と違うのは、1階部分が車庫やアーケードになっているところかな。
 

 (写ルンです / FUJIFILM SUPERIA -TRA400 / F10,1/140sec ) 

▲右側に見える特徴的な赤い屋根の建物が気になったのだが、Tanjong Rhu(丹戎禺) という地域のようだ。

 

 

 

 (写ルンです / FUJIFILM SUPERIA -TRA400 / F10,1/140sec ) 

▲部屋から見えた町並みを一枚撮った。真冬の東京から赤道に近いシンガポールでは気温がありすぎてクラクラする。こっちは雨季で多少マシとはいえ30度ある。伝統的な町並みの奥に高層ビルが見えて対照的なのは、東京と一緒かも知れない。

 

続く 

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平成31年1月 シンガポール旅行記(1)5年ぶりの海外旅行

 あけましておめでとうございます…(遅)。

 独身の間は毎年海外旅行に行けたらな〜なんて大昔は考えていたのですが、仕事が忙しかったり、その結果体を壊したりしてしまい、もう5年も行っていませんでした。

 

体を壊して家で療養している間、「ああ、体が動くうちに旅に出ておけば良かったな〜」と考えていたものです。その後、復調してからチャンスを伺っていたのですが、今年のカレンダーが都合よく、年始だけで行けそうなので早めに予約してシンガポールに出発しました。

NH843便。羽田空港、搭乗口は147番。搭乗時刻は日付が変わって平成31年1月2日(水)の00:00から。00:30発の予定でしたが、年始で混んでいるからでしょうか、10分遅れで離陸しました。奮発してプレミアムエコノミーです。

 

出発時点で夜中なので、足がむくんでパンパン。プレエコにして良かった…。機内食は和食の鮭ごはんにしました。到着の2時間くらい前に出たかな。

 

5年ぶりの海外だぜ!イヤッホゥ!と言いたいところだけれど、3人席の真ん中だったので熟睡できず、ウトウトしただけで大分消耗してチャンギ空港に到着。よく言われるムワ〜っとした感じは特にないけれど、日本にはない香り、土っぽい感じもした。

チャンギ空港はとにかくデカい。ハブ空港だからか、人種も多様だ。到着したのはほぼ定刻の7時。ホテルのチェックインが14時だから、空港の中でしばらく時間を潰してから移動しようと考えたけれど、飛行機で眠れなかったダメージが結構デカかったので。

ターミナル3に移動して、ラウンジで仮眠することに。 チャンギ空港はハブ機能の強化のためか、制限エリア(Transit Area)に店舗が集中していて、非制限エリア(Public Area)には店舗は多くありません。ラウンジも制限エリア内には複数あるけれど、入国して非制限エリアに入ってしまえば、The Havenしかないのです。

 

……というような話は、はてなブログの諸先輩がたの記事で予習していたからわかっていたこと。参考にさせていただいた記事はこちらです。

大変ありがたかったです!いやー、インターネットでこんなことまで調べることができるなんて、良い時代になりましたねえ。

というわけで、約8000円ほど課金して、3時間仮眠することに。

足がむくみすぎると吐き気までしてくるんですね……。いきなりシンガポールの物価の高さに直面した次第です。それでも、この仮眠のおかげで大分回復できました。

ちょっとしたエコノミークラス症候群のなりかけだったのかもしれません。 

 

続く

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1984年のノートルダム大聖堂

物置の奥から出てきた写真シリーズです。

パリのノートルダム大聖堂

 

ノートルダム大聖堂 (パリ) - Wikipedia

▲これは南側からみた、ステンドグラスをはめ込んだ「バラ窓」です。

少し、ネガにシミが入っていてスキャンした時も黄色く出てしまいました。

 

▲南側から。Wikipediaにはここが「フライング・バットレス」と載っていてなんのことかと思ったら、梁のことらしいです。

フライング・バットレス - Wikipedia

 

▲上からの景色。おじさんの服装が時代を彷彿とさせるね。

昭和59年(1984年)のサグラダファミリア

富士フイルムにスキャンしてもらった、30年前のサグラダファミリア

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フィルム自体の汚れのせいか、黄色いシミが出てしまっていますが、これは古いものなので致し方ない。

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2026年には完成するという報道もあったけど………本当に完成するのだろうか?

こっち側が正面だと思っていたんだけど、完成予想図を見るに正面は全然違う方向だ…。

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▲先端は結構カラフルなんですね。30年前のフィルムでもしっかり写っていました。

 

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▲上から見下ろしたところ。今はきっと、街並みも変わっているんじゃないかな。