令和2年に撮った桜
いや〜大変なことになってしまいましたね。
あれよあれよという間に、もう世界は元に戻らないところまで来てしまった。
(Leica DIII + Elmar F3.5 / Kodak PROFESSIONAL TRI-X 400 )
12月ごろに撮った写真だと思うけれど、みんなマスクしてないし、こんなに人混みがあるのが遥か昔に思える。
まさか、C97が最後のコミケになんて、ならないで欲しいな。
(Leica DIII + Elmar F3.5 / Kodak PROFESSIONAL TRI-X 400 )
90年代以前の写真を見ると「ケータイ・PHS」が目についたり、そこらじゅうでタバコ吸っていたりするのに違和感を覚えるような感じ。
メイク、ファッション、デバイスは今も変わっていないのに、マスクをしていない人混みというだけで強烈なギャップを感じる。
10年後、「平成」と「令和」で断絶的に時代と風景が変わったのだと振り返るのだと思う。
この状況は早くても半年から1年はかかるし、数年以上かかるとも言われている。
その間に「以前の」暮らしの中で、壊れたり失われたりしてしまい、二度と見ることのできない景色がたくさんあると思う。
(Leica DIII + Elmar F3.5 / Kodak PROFESSIONAL TRI-X 400 )
だから、「なんでそんなの撮るの?」なんて言われても、やっぱりコツコツ撮り続けたい。ふとしたことで、予期しなかったことで、もう二度と見れなくなってしまうから。
(Leica M-P 0.72 / NOKTON Vintage Line 75mm F1.5 Aspherical VM / Kodak Ektar 100 )
▲今年は桜が咲くのが早かった。その上、満開になった後に雪が降った。
でも残念ながら雪の積もった桜は撮れなかったよ。ちょっと濡れた桜を撮った。
(Leica M-P 0.72 / NOKTON Vintage Line 75mm F1.5 Aspherical VM / Kodak Ektar 100 )
▲さすがエクター、曇天でも良い色出るなあ。B&Hで買ったら7ドル台だったんだけど、先日見たら1ドルくらい値上がりしていた。もっと買っておけば良かった〜。
円高になったら、まとめ買いしよう。
(Leica M-P 0.72 / NOKTON Vintage Line 75mm F1.5 Aspherical VM / Kodak Ektachrome E100 )
▲リバーサルで撮ったらどうなるだろうと思って、昼休みに撮った。露出が難しくて色々試したけれど、36枚撮って殆どが暗すぎてボツ。特に逆光は難しかった。
(Leica M-P 0.72 / NOKTON Vintage Line 75mm F1.5 Aspherical VM / Kodak Ektachrome E100 )
▲空の青がエクタクロームって感じ。Lightroomでだいぶ明るくした。
桜をリバーサルで撮るなら、マクロレンズで寄って撮ると面白そう。来年試してみようかな。
(Leica M-P 0.72 / NOKTON Vintage Line 75mm F1.5 Aspherical VM / Fujicolor 100 )
▲夕陽に染まる桜をフィルムで撮ったら綺麗なんじゃないかと思って、思いっきりギラギラしている中で撮った一枚。思ったほどオレンジは出なかったけれど、ほんのり夕日が感じられて、自分では気に入っている。
(Leica M-P 0.72 / NOKTON Vintage Line 75mm F1.5 Aspherical VM / Fujicolor 100 )
▲逆光でもう一枚。今年の春の、なんだか寂しかったり、物悲しい感じが伝わるといいな。
(Leica M-P 0.72 / NOKTON Vintage Line 75mm F1.5 Aspherical VM / Fujicolor 100 )
▲今年の桜は散るのも早かった。風も強かったしね。来年まで生き抜いて、また桜を撮ろう!もっといえば、さらに生き抜いて、ビフォアコロナの写真を貴重な史料として見せびらかすカメラジジイになろう!!