令和元年5月5日 香港旅行記(4) リバーサルフィルムで撮影した香港の夜景

香港旅行記、最後はリバーサルのKodak Ekter 100 で撮影したものです。

香港を訪れてしてみたいことの一つが「トラムに乗る」、もう一つが「NOKTONをF1.1まで解放してリバーサルフィルムでネオンを撮る」でした。

さて、どう映るか！？

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 / Kodak Ekter 100)

▲地元の街並みを一枚。この密集感が大好き。

リバーサルフィルムは晴れて青空が広がっているとものすごく僕好みの写真が撮れるのですが、曇りで光量不足だとデジタルで撮った写真とあまり変わらないような感じがして、残念なのです。この辺は撮り方や腕によるものなのかもしれないのですが、昼間はあまり出番がありませんでした。

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 / Kodak Ekter 100)

▲ですが！天気は悪くとも夜景は夜景！むしろ道路がヌメっと光ってイイ感じです。

予想をはるかに上回る写りです。やったー！

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 / Kodak Ekter 100)

▲で無限遠にすると、シャッタースピードは1/15秒くらいで撮れます。夜空がガッツリ黒く映るのが好き。暑い夜、特に雨の日なんかは雲がかかってボンヤリ空が明るく写りがちですが、夜景はシャキッとシャドーが落ちてほしいんです。

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 / Kodak Ekter 100)

▲香港のネオンも最近はLEDに押されて数が少なくなってきているそうです。撮るなら今のうちということかもしれません。

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 / Kodak Ekter 100)

▲偶然だけど、香港名物？「セブンイレブンの傘」まで写せて嬉しい。

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 / Kodak Ekter 100)

▲車のボンネットに写りこむネオン。たまらないですね〜。（自画自賛）

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 / Kodak Ekter 100)

▲当たり前だけど、iPhoneとは全然違う写り。NOKTON 50mm F1.1はフォトヨドバシのレビューに「コンパクトカメラには真似できない芸当、見せつけてください。」なんて書いてあったけど、このレンズにしか撮れない写真だと思う。トライしてみてよかった！

（もちろん本家Noktiluxでも撮れると思うけど。。。）

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 / Kodak Ekter 100)

▲土砂降りではないのが幸いだけど、なかなか天候に恵まれなくて残念。

絶対にまた訪れてもっともっと写真を撮りたい。フィルムでも、次はデジタルでも。

香港の自治と平和が守られることを願うばかりです。

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 / Kodak Ekter 100)

▲最後に、尖沙咀の南端からヴィクトリアピーク方面。これだけ綺麗に夜景が撮れるなんて思ってなかった。三脚なんて持って行かなかったから、手すりに寄りかかってSS1/4secで何枚かとったうちの一枚。ほとんどがぶれぶれだったけど、こういう時はケチっちゃダメだね。

色々お土産物は買ったけれど、手元に残った美しいリバーサルフィルムが一番の宝物！