二・二六事件から80年、九段会館を見に行こう
もうすぐ、二・二六事件から八十年です。雪の降る東京で、青年将校たちがクーデターを企て、現職閣僚を次々に殺害したり、家に火をつけた上に永田町一帯を占拠しました。帝都東京には戒厳令が布かれ、九段会館(旧軍人会館)には戒厳本部がおかれました。その九段会館は東日本大震災の影響で、取り壊しが決まっています。
現代にに残っている帝冠様式の建物の中でも、特にアクセスが良く鑑賞しやすい建物なのですが、中に入ることはできません。震災で亡くなった方がいるので、その経緯を考えれば、仕方ありません。
とはいえ、個人的には、やはり最後にもう一度中を公開して欲しいと思います。
取り壊しの前に、かつての国立競技場のように、内覧会があればぜひ行きたいです。
九段の坂を登って、靖国神社にも立ち寄りました。
大村益次郎像。
境内には外国の人も多かったです。とりわけ、中国語を話す人が多かったのだが、台湾の方でしょうか。中国から靖国神社に来るとなると、おそらくツアーではないと思うのですが……