舮の一番先

今しか撮れない景色に感度高くありたい。最近フィルムも始めました。

令和元年1月1日 135mmで晴海フラッグ(オリンピック選手村)と晴海客船ターミナルを撮影

明けましておめでとうございます。若い頃は想像もできなかったですが、2010年代を生き延びて2020年までたどり着きました。いやぁ〜未来だな。

 

(SONY α7III + FE 135mm F1.8 GM)

 

元旦はもっとも2020年らしい場所を撮りたいな、と思い晴海のオリンピック選手村予定地に行ってきました。

(SONY α7III + FE 135mm F1.8 GM)

▲1年くらい前は通行留めだった道路は開通しているけれど、あまり人通りは無い。選手村の後は一般住宅になる予定だけど、もしそうなったら逆にここは人通りが絶えない交差点になるのかと思うと不思議な気分だ。

 

(SONY α7III + FE 135mm F1.8 GM)

▲大枚叩いて買った135mm、めちゃくちゃAF早くてスゴイレンズなんだけど、完全に「レンズに撮らされている」状態なので練習あるのみ。街中で撮ると中望遠って分かりやすい絵になりがちだけど…どうだろう、ごまかし?ができているだろうか。

 

(SONY α7III + FE 135mm F1.8 GM)

▲遠くから見るとすっかり出来上がっているように見えるけど、まだまだ整備は続いている。以前からあるバス停がポツンとたたずんでいるけれど、晴海フラッグの入居が始まったらバスは大混雑だと思う。最寄りの勝どきまでは徒歩15分〜20分くらいだからね。。。

 

 

(SONY α7III + FE 135mm F1.8 GM)

▲大きな道路と大きな住宅が向こう側に続いているのに、ここから先は行けない。

こういう完成間際の通行止めを見るとワクワクしてくる。

 

(SONY α7III + FE 135mm F1.8 GM)

▲晴海客船ターミナル。トリトンとか幕張とかに漂う、バブル前後のポストモダンな雰囲気が色濃く残っている。東京クルーズターミナル(以前は「船の科学館」)が開業したら、こちらの晴海客瀬ターミナルは役目を終えて晴海埠頭公園の一部になる予定。ここのホールは立地がすごく不便だけど、それでもいろんなイベントが開かれていて思い入れのある人も多いと思う。まだまだ現役でいられそうだけど、もう現代の大型客船に対応できないらしい。

 

 

 

(SONY α7III + FE 135mm F1.8 GM)

▲「晴海埠頭」行きのバスがやってきた。真新しいバスに真新しいマンション。

あと数ヶ月で、「行き先」だけなくなるのだと考えるとなんだか奇妙に思えてくる。

 

(SONY α7III + FE 135mm F1.8 GM)

▲バスと比べると、晴海フラッグのデカさが伝わると思う。これだけ人の住む部屋がずらっと並んでいるのに、まだ誰も住んでいないし、バスには乗務員以外誰も乗っていない。(たまに乗ってるけどね)

 

 

(SONY α7III + FE 135mm F1.8 GM)

▲遠くを見つめる、ご夫婦だろうか。幕張メッセができたり、ビッグサイトができる前は大規模イベントはここ「晴海」で行われていた。モーターショーとかコミケとかワンフェスとか夢工場とか。

もともとは紀元2600年の日本万博の会場予定地だったんだね。世界都市博柿落としにしてビッグサイトにイベント会場機能を引き継ぐはず……がバブルがはじけて都市博はなくなってしまった。当時の写真雑誌を読むと、逆三角形の建物を撮って冷笑的に買いている記事があるけれど、まさかその後オリンピック会場になるとはね。。。

 

都市博といえば、この記事がすごく面白かった。

 

 

(SONY α7III + FE 135mm F1.8 GM)

▲「シルエットください!」って心の中で言いながら撮った。

 

(SONY α7III + FE 135mm F1.8 GM)

▲シルエットください!」って心の中で言いながら撮った。その2。

 

(SONY α7III + FE 135mm F1.8 GM)

▲冬の空って感じ。晴海は夜も綺麗だから、役目を終える前にもう一度来たいな。会社帰りはかなり大変そうだから、休みの日がいいかなあ。

 

 

フィルムで撮った分は、正月明けに現像から戻ってくるのが楽しみです。