舮の一番先

今しか撮れない景色に感度高くありたい。最近フィルムも始めました。

平成31年2月 オホーツク海の流氷を観てきた(1)

オホーツク海の流氷を見てきました。 なんと日帰りです!

羽田空港に到着。保安検査はDから。無事に流氷が見られますように!仕事の繁忙期と重なるので、流氷ツアーには参加しづらくて数年間我慢していたのですが、これはもう、たとえ日帰りだとしても一度行くしか無い!と決心して流氷タッチをキメることにしました。実は、去年はふるさと納税紋別の流氷観光へ投じています。

 

▲NH375便で紋別空港に向かいます。そもそも流氷が来ていない時もありますし、流氷が来ていても天候不順で視界が悪いこともあります。流氷は無事来ているようで、見頃だとネットニュースに乗っているので第一関門はクリアです。ただ、肝心の天気は…一週間前の天気予報では晴れでしたが、当日になって曇り予想に変わってしまいました。でも、僕は晴れ男なので何とかなるでしょう!

 

 ▲Leica M5も持って行きました。レンズはVoigtländerのNOKTON 35mm F1.4 。

どうだ、カッコいいだろ(ドヤ顔)。重たいしデカイけど、旅に持って行きたいカメラ。

 

▲東京はあいにくの曇り。さて、流氷が観れるかどうかは一か八か、運次第です。

こんな酔狂な旅、パラダイス山元さんくらいしかチャレンジする人いないんじゃ無いかと思っていましたが……

 

意外とSFC修行僧の方々が実行されているみたいです!すごい。
 

機内食。いつもコンビニ弁当ばかりの生活なので、おいしさが胃袋に沁みます。とくにお味噌汁。メニューは

若布入り卵焼き、鮭幽庵焼き、合鴨味噌焼き、焼き蒲鉾、蓮根煮、里芋、椎茸煮、なごみほうれん草巻き、白酢掛け、黒豆煮、日の菜漬け、鶏塩焼きと牛蒡鶏出汁ご飯

超豪華!

 

 ▲食べている間にグングン飛行機は北上し、北の大地が見えてきました。これは新千歳空港かな? 

 

▲「さ、寒そう……」という感想しか出てこない。午前の柔らかい日差しが地上の雪に当たって綺麗です。ところが、紋別空港に近づくと少し上空に雲が……

 

 

オホーツク紋別空港が近づいてきました。一旦海側を回れば流氷が観れるはず!行け!行くんだー!

 

 

▲と念じたのですが、そのまま着陸してしまいました。天候不純ばかりは致し方ないです。空港自体は爽やかに晴れているので、南側に雲がかかっていたみたいです。タラップを降りると冷たい風が吹いていますが、日差しが暖かいせいかそれほど寒く感じません。すぐに空港の中に入れますし、よく考えたら晴れている時の最高気温つて、東京の最低気温と同じくらいでした。

 

▲こんな写真、なかなか撮れないです。広く高く青い空と、雪と、飛行機。はるばるきた甲斐があります。

 

▲空港の中は、こうして写真で見ると広く見えるけれど、思っていたよりもかなり小さかったです。ここにいられるのは、15分〜20分くらい。1日1便の飛行機が出る前には、みんな土産物を買うので、売店は混雑します。ホワイトブラックサンダーガリンコ号はゲットできたのですが、ビタミンカステラを逃してしまいました。無念。

 

▲2Fの展望デッキから。素晴らしい眺め。降機する人たちの列が終わると、すぐに準備が始まって、今度はNH376便の出発です。名残惜しいですが、羽田へ戻ります。

離陸すると、今度は飛行機が北上し始めました!

 

▲うおー!流氷だ!寒そう!

 

▲機長さんからも流氷が見える旨のアナウンス。飛行機が旋回しながら、真上を飛んでいきます。紋別の街並みと比べると、その大きさがよくわかります。

 

▲「でけえ……」それ以外の言葉が出てこなくなるくらい、冷たそうで大きな塊でした。観たいものが観れて、大満足です。かなりギャンブルな日帰り旅だったけど、圧勝と言えるでしょう!いつか破氷船にも乗りに行くぞ!