舮の一番先

今しか撮れない景色に感度高くありたい。最近フィルムも始めました。

夏休みに東成田駅へ行った

夏休みの日帰り旅行として、前から一度訪れてみたかった東成田駅へ行った。

(α7III+sel2470GM)

▲意外なことに僕の他にも2人か3人くらい、東成田駅で降り立った。働いている人というわけでも、旅行客でもない風情だった。地元住民の方だろうか。

 

(α7III+sel2470GM)

▲ここはかつて、「成田空港駅」だったのだ。

 

(α7III+sel2470GM)

▲写真では伝わらないけれど、ホームに降りた瞬間に違和感がある。空気が淀んでいるのだ。というより、部屋の中のような空気。締め切って、長いこと開けていない物置の匂い。

 

(α7III+sel2470GM)

▲空港までは15分。とあるけれど、500mほどなのでそこまではかからない。地上で歩くと15分くらいだろうか。今でもターミナル間を結ぶバスが東成田駅前を通るので、歩く必要は、実はない。

 

(α7III+sel2470GM)

▲金網の向こうには、使わなくなった品々が。

 

(α7III+sel2470GM)

▲奥の路線図に時代を感じる。

 

(α7III+sel2470GM)

▲「くずもの入れ」。言葉といい、フォントといい、昭和が残っている。

 

(α7III+sel2470GM)

▲木と語り合う……これもフォントが生々しい。当然エスカレーターは動かない。階段を登ろう。

 

(α7III+sel2470GM)

▲外に出ると、この見事な景色。新管制塔もいいけど、旧管制塔のカクカクした感じがかっこいいと思う。むちゃくちゃ暑くて倒れそうだから中に戻ろう。

 

(LeicaIII+Elmar 5cm KODAK PROFESSIONAL TRI-X400)

▲フィルムでも撮った。中に戻っても、冷房が効いているわけではない。

 

(LeicaIII+Elmar 5cm KODAK PROFESSIONAL TRI-X400)

▲改札。無人ではないし、それなりに人通りがある。空港で働く人たちや、駅を見物に来た「同好の士」的な人、そして犬もいる。空港で活躍する探知犬の待機場所が東成田駅に隣接しているらしい。

 

(LeicaIII+Elmar 5cm KODAK PROFESSIONAL TRI-X400)

▲というわけで、このように誰もいない風景を撮るには、実は少しタイミングがいるのだ。

 

(α7III+sel2470GM)

▲さて、そろそろ成田空港まで行ってみよう。

 

(α7III+sel2470GM)

▲こういった通路を通っていく。床は補修が追いついていないところが時々ある。ここも、職員の方や、お犬様が結構通る。

 

(α7III+sel2470GM)

▲通路を抜けるとそこは空港。扉もないので別世界がいきなり広がるのに驚く。無音の世界から突然人ごみに放り出される。

 

(α7III+sel2470GM)

▲東京、暑すぎないか!?

 

(LeicaIII+Elmar 5cm KODAK PROFESSIONAL TRI-X400)

▲アクセス的には一旦成田空港まで来てから、通路を通って東成田に行っても良かったんだな。

 

(LeicaIII+Elmar 5cm KODAK PROFESSIONAL TRI-X400)

▲こういう景色は望遠で撮ると面白そうだ。

 

(LeicaIII+Elmar 5cm KODAK PROFESSIONAL TRI-X400)

▲ここも、もう少し寄りたい。50mmだと本当に色々考えないと、シャッターを切れない。

 

(LeicaIII+Elmar 5cm KODAK PROFESSIONAL TRI-X400)

▲カンカン照りだから、F16で1/500secにしてもまだ露出オーバー気味だ。2020年から解体が始まるらしい。

 

(LeicaIII+Elmar 5cm KODAK PROFESSIONAL TRI-X400)

▲暑くてフラフラ。もう帰ろう!有意義な休日だった。