平成30年七夕 看板建築展を見に江戸東京たてもの園へ
▲江戸東京たてもの園へ、看板建築展を見に行きました。会期は明日までなのに気づいて、ギリギリ滑り込みです。
▲関東大震災とその復興の流れから看板建築にスポットを当てる展示。
震災直後はバラックで雨露を凌ぐ生活。建築写真類聚という本に記録写真が収められているのですが、今は素晴らしい時代。国会図書館デジタルコレクションでこの本を全てインターネット公開しています。PDFでもダウンロードできるので、ゆっくり読めますね。
国立国会図書館デジタルコレクション - 建築写真類聚. 第4期第12バラツク建築
国立国会図書館デジタルコレクション - 建築写真類聚. 第4期第19バラツク建築
数年前までは20ページずつしかDLできなかったのですが、いまや一括ダウンロードできる時代に。長生きはするものですね。iPad Proで読むと幸せな気持ちになれます。
▲震災復興図。都市開発の仕事では復興図を参照する場面が多くあるのですが、知らな人に話すと驚かれることもあります。
▲看板建築断面図。
▲看板建築というと緑青の緑色かモルタルの灰色だと思い込んでいたのですが、確かに竣工当時は銅板の赤銅色が映えていたはずなんですよね。これは目から鱗でした。
(LeicaIII+ SUPER WIDE-HELIAR 15mmF4.5 Aspherical+FUJI SUPERIOR 400)
F5.6,SS1/30
▲今はこう言った緑色ですし、人形町や須田町あたりで見かける現存の看板建築も、銅板を使用しているものはこう言った緑色です。竣工当時の銅板の輝きを見たかったなあ‥‥
(LeicaIII+Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mmF4.5 Aspherical+FUJI SUPERIOR 400)
▲お店の中から。フィルムで撮った時も、絞りやシャッタースピードをメモするようにしたい…のですが、つい撮るのに夢中で忘れてしまいます。
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平成30年7月8日(日)追記
Instagramで、はなのひかるさんという方のレポートを拝見、これはすごい!
超おすすめです。
僕もiPad ProとApple Pencil買ったのですが、全く絵が描けなくて……。