舮の一番先

今しか撮れない景色に感度高くありたい。最近フィルムも始めました。

令和元年5月4日 香港旅行記(2) モノクロフィルムで撮影した香港トラムの車窓

前回の続きです!トラムからの眺めがあまりに良いので、あっという間に1本撮りきってしまいました。

 

ただ、トラムはかなり揺れるので、ISO400でもけっこう厳しいものがあります。素直にα7IIIで撮るべきでした…(笑)

 

さて、詰め替えたのは無謀にもISO100のACROS。ISO100でもNOKTON F1.1ならなんとか撮れるはず!

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 /  FUJIFILM  NEOPAN ACROS 100)

▲F1.1まで開放すると、無限遠でもちょっとポワポワしてしまうけれど、モノクロで撮った時のシャドーの締まりが心地いいです。

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 /  FUJIFILM  NEOPAN ACROS 100)

▲暗いと言っても、香港は大都市。ところどころF2.8くらいで撮れるところもある。路面電車、好きだな。広島とかもう一度行きたい。

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 /  FUJIFILM  NEOPAN ACROS 100)

▲トラムは香港市民の通勤・通学の足を担っている。対向車もバンバン通るし、バスに負けじとかなり加速するので、かなり揺れる。それでも蒸し暑い熱帯夜に、夜風が気持ちいいです。

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 /  FUJIFILM  NEOPAN ACROS 100)

▲でもちょっと油断するとすぐに先行車に追いついて、「ガックン」と急ブレーキが入ります。ムチウチになるほどではないけれど、機材をいっぱい抱えている人やタイムラプスを取ろうとしている人は要注意ですね。

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 /  FUJIFILM  NEOPAN ACROS 100)

▲もうすぐ中環。すごく蒸し暑くて不快指数も高いのに、どこに行っても人がいっぱいで活気を感じます。若者の割合も日本に比べ多いような。

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 /  FUJIFILM  NEOPAN ACROS 100)

▲高層ビルが見えてきました。もうすぐ終着駅です。すごく楽しかったのでもう一往復したいところだったのですが、実はもう結構夜中。またの機会に訪れることとします。

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 /  FUJIFILM  NEOPAN ACROS 100)

▲ホテルの近くまで戻ってきました。夜中の12時をすぎているのに、この人の多さと熱気。歌舞伎町もかなわないかもしれません。

 

モノクロ編、もう一回続きます。

令和元年5月3日 香港旅行記(1) カラーネガで撮影した香港の街並み

まさか香港に行ってから3ヶ月以上経ってるなんて。。。

月日が経つのは早いもんですね。そして、あの自由で個人主義な香港が、こんなことになるなんて。

放っておくとといつまでも書きそうにないので、リライト前提で記事をアップしておこうと思います。

機内食とか空港は全部飛ばして、いきなり香港の街並みからです。

 

「最高の粒状性」を謳うKodakのEkter100を詰めてあったので、まずはそこから。

とはいえ、香港滞在中は常に小雨がぱらついていて、残念ながらその美しさをうまく活かすことができなかったというのが残念ポイントです。

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 /  Kodak Ekter100)

▲やってきました、香港!一つ目の目的であるトラム(路面電車)が見えて、気分が上がります。

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 /  Kodak Ekter100)

中環。中国銀行タワーが見えます。だいぶ日が落ちてきてしまいました。ISO100にはちょっときつい。。。トラムに乗ってみたいので、北角までMTRで移動します。

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 /  Kodak Ekter100)

MTRの乗り換え途中で。さすが香港、交通量が半端じゃないです。運転もなかなか荒っぽい。

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 /  Kodak Ekter100)

▲この密閉感のある街並み!素晴らしい、香港に来たという実感が湧いてきます。

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 /  Kodak Ekter100)

▲北角はかなりローカル感があります。地元のスーパーとか市場が垣間見えます。

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 /  Kodak Ekter100)

▲トラムの停留所の方は暗いしタバコ臭いし、ちょっとドキドキしました。

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 /  Kodak Ekter100)

▲ちょうどお店が閉まる前の時間帯のようで、駆け込みで買い物していく人が多いです。ゴミ収集車もやってきてかなり騒々しいです。

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 / FUJICLOUR SUPERIA PREMIUM 400)

▲さて、ISO400のフィルムに換装して出発です。いい具合にトラムの2階、最前列を陣取ることができました。

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 / FUJICLOUR SUPERIA PREMIUM 400)

▲基本的には2階建ての路面電車というだけで取り立てて何があるわけでもないのですが、日本では考えられないくらい車間距離を詰めまくります。前の車両どころか前の前の車両まで見えてますね…。

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 / FUJICLOUR SUPERIA PREMIUM 400)

▲車窓からの景色、最高です。画面真ん中から端にかけて走っているのは電線ですね。現像から上がってきたフィルムを見て「え、レンズにヒビ!?」と一瞬ビビってしまいました。」

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 / FUJICLOUR SUPERIA PREMIUM 400)

▲これは銅羅湾のあたりかな。色とりどりのネオンが美しいですね。すごく蒸し暑いのですが、トラムの2階で窓を開けると夜風が涼しいです。ずっと乗っていたいくらいです。都営荒川線もそうですが、車窓に目をやっているだけでも街並みが少しずつ変化して楽しいです。

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON 50mm F1.1 / FUJICLOUR SUPERIA PREMIUM 400)

▲香港のトラム旅、まだまだ続きます!次回はモノクロで撮った写真です。

平成31年4月27日 クアラルンプール旅行記(2)ムルデカスクエア

35度近い気温の中、道を迷いながらムルデカスクエアまでやってきました。

ムルデカスクエアはマレーシアが独立した時に国旗を掲げた、独立広場です。

歴史的建造物が並び、美しい緑の広がる場所なのですが…この日は残念ながら小雨が混じる上に凄まじい蒸し暑さ。

 

(写ルンです / FUJIFILM SUPERIA -TRA400 / F10,1/140sec ) 

▲連邦事務局ビル。地元の中学生か高校生ぐらいの人たちが、ひっきりなしにバスでやってきます。社会科見学といったところでしょうか。

 

(写ルンです / FUJIFILM SUPERIA -TRA400 / F10,1/140sec ) 

▲本当はここでバチバチ写真を撮るつもりだったのですが、頭がクラクラするぐらいの気温と湿度。体調優先で退散することにしました。一人旅はこういうところが残念です。

 

▲冷房の効いているクアラルンプールシティギャラリーに入りました。入場料無料で助かります。これはペトロナスツインタワーと世界のビルの比較らしいのですが、これからさらに高いビルが建築されるようです。発展途上国の勢いを感じます。 

 

▲ムルデカスクエアのミニチュアです。シンガポールのシティギャラリーに比べると残念ながらこういった展示はあまり少なくて、どちらかというとインスタスポットという趣でした。

 

(写ルンです / FUJIFILM SUPERIA -TRA400 / F10,1/140sec ) 

▲一瞬でた青空を背景に一枚!

 

(写ルンです / FUJIFILM SUPERIA -TRA400 / F10,1/140sec ) 

▲プラナカン建築とKLタワー。もうちょっと光量があれば綺麗に撮れたのになー。デジタル持っていけばよかったですね。

 

(写ルンです / FUJIFILM SUPERIA -TRA400 / F10,1/140sec ) 

▲クアラルンプール最古のモスクのマスジッド・ジャメです。とつぜんものすごい勢いでミストが吹き出してきてびっくりしました。

 

 

 

平成31年1月 シンガポール旅行記(10)Velvia100で撮影した写真…リバーサルは難しい

今回はリバーサルフィルムで撮影した写真です。いやー苦戦しました。現像から上がってきたのを見て「こんなに青紫だっけ!?」とびっくり。抜けるような青空をヌケ感たっぷりに写すつもりが、案外曇っていたのに気づかず写していたのが原因かもしれません。

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON classic 35mm MC /  FUJICHROME Velivia 100)

▲具体的にいえば、この一枚。もう1段くらい明るく撮ればよかったのかな?体感気温と光量は一致しないっていうのを痛感しました。

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON classic 35mm MC /  FUJICHROME Velivia 100)

▲これはあまり気にならなかったな。もちろんLightroomとかフォトショップでホワイトバランスと色被りを調整すればいいんだけど、今回はあえてそのまま載せてます。

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON classic 35mm MC /  FUJICHROME Velivia 100)

▲リトルチャイナで撮った一枚。昼前の明るい時間帯に撮ったのだけど、ビルの陰で薄暗い感じに。窓枠が思いっきり紫色になっている。これも「ちょっと雲が出ているけど、まあいけるだろ」みたいな慢心で写すんじゃなくて、ちゃんと建物の1階側を基準に露出決めればよかったんだな。勉強になったぞ。

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON classic 35mm MC /  FUJICHROME Velivia 100)

▲これも結構紫が出ているんだけど、釣り下がっている提灯飾りの浮き上がる感じには満足。同じところをデジタルでも撮っていたのだけど、手を伸ばすと掴めそうな立体感はリバーサルフィルムで撮った甲斐があるな。

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON classic 35mm MC /  FUJICHROME Velivia 100)

▲スリ・マリアマン寺院。もっとスカッと晴れていると、像の色鮮やかさが際立ったんじゃないだろうか。つまり、リバーサルは使いどころが肝心ってこと。

ただ、フィルムカメラって、一度詰めちゃうと撮り終わるまで交換できないんだよな……え!?フィルムカメラを2台持っていけばいいって!?

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON classic 35mm MC /  FUJICHROME Velivia 100)

▲さて、スカッと晴れているとどうなるか。影が強烈に出る分、暗いところか紫がかってしまうんだね。逆光で撮っちゃダメだ。

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON classic 35mm MC /  FUJICHROME Velivia 100)

▲空に露出を合わせて撮ったら、ヘリックスブリッジが相対的に暗く…つまり紫が強く出てしまったという一枚。くぅ〜厳しいぜ……。

 

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON classic 35mm MC /  FUJICHROME Velivia 100)

▲構図はともかく、夜景を取れば紫被りはほとんど気にしなくていい。とはいえ、でっかいものはうまく取れてもデジカメと大差ないので、以前銀座の夜を撮った時のように、街中を撮った方が面白そうだ。これは今回の学習ポイント。昼間はよほどの晴天で抜けるような青空でないと、思ったようには撮れない。そして、ISO100でもF1.4で繁華街を撮るなら意外とイケる。頑張ろう!

 

 

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON classic 35mm MC /  FUJICHROME Velivia 100)

▲36枚撮って、一番うまく撮れたと思ったのはこれ。やっぱり緑が入るとすごく鮮やかだ。シンプルな画面構成ではなくて、欲張ってたくさん詰め込んだ方がリバーサルフィルムの特性が出て、よりリバーサルらしい写りが出るんじゃないだろうか。今回は苦戦したけど、まだまだ上手くなれるってことだな!

 

 

シンガポール旅行記、以上です!

平成31年1月 シンガポール旅行記(7)写ルンですで撮ったシンガポール

帰国したのち、撮影したフィルムをヨドバシに現像+スキャンに出したのですが、10日以上かかりました。正月に受け付けている店は他にないし、みんな年末年始で撮ったものを現像に回すから混雑するんでしょうね。

 

シンガポール旅行には、α7sとM5と写ルンです、合計3台もカメラを持って行って正直なところ「持って行きすぎだ……」と自分でも感じました。ただ、これから先の旅、特に海外旅行で自分は何を撮りたいのか、何を持っていくべきなのか、なんとなく掴めてきました。

 

 (写ルンです / FUJIFILM SUPERIA -TRA400 / F10,1/140sec ) 

▲マリーナベイ付近の街並み。写ルンですを使うと、やっぱり指が入るのは致し方ないってもんですよね。体感気温ではけっこう蒸し暑かったけど、意外と青空にはなっていなかったんだな、と後から思い出す一枚。

 

 

 (写ルンです / FUJIFILM SUPERIA -TRA400 / F10,1/140sec ) 

▲これはオーチャード。大きな工事現場がけっこうあって、まだまだシンガポールは成長中なんだと感じた。

 

▲マリオットの前で、インスタ中な人たち。ちょっとブレてる?緑が鮮やかに出やすいので、積極的に取り入れた方がいいな、と気づいた。

 

▲伝統的?な街並み。 もっとカラフルな壁面のところで撮影しても面白かったんじゃないかな。写ルンですは何も気兼ねなくさっと取り出して撮れるから、構えずに思いついたら撮る、くらいで良さそうだ。

 

 (写ルンです / FUJIFILM SUPERIA -TRA400 / F10,1/140sec ) 

▲建造物とか構築物単体で撮ると、海外で撮ったとはいえ眠たい絵になりがち。やっぱり人を撮った方が楽しいカメラなんだけど、あいにく一人旅なんですよ。なんというか、修学旅行な感じを受けるのはアラサー以上の世代だけだろうか。

 

 (写ルンです / FUJIFILM SUPERIA -TRA400 / F10,1/140sec ) 

▲意図的に緑を入れて撮った一枚。ちょっと南国っぽい感じが出ただろうか?

次に海外旅行に行くときも、カバンのポケットに入れておきたい。ザ・フォトスポット的なところをそのまま撮影してもいまいちピンとこない、眠い絵になりがちなことがよくわかったけれど、一方でなんとなく歩いていて思いついた時に撮る面白い。

昼間はリュックに1つ、忍ばせておこう。

続く

 

平成31年1月 シンガポール旅行記(6)帰国

帰路はまたも深夜便。ANAのNH804便、00:40発なので、ホテルでギリギリまで滞在してからチェックアウト。

暑いのでスターバックスに入り…

 

またもグリーンティーレモネードを飲み……

 

お土産を買って(バッグは迷ったけど買わなかった)

 

入国審査を受けて、

 

ラウンジに入りました。

行きの反省を生かし、マッサージチェアで徹底的に足をほぐしておくのです。

今から考えると、軽いエコノミークラス症候群だったのでは…?

実際、僕の友人が一人エコノミークラス症候群で他界しているので、軽視してはいけません!

 

ラクサを食べていなかったので、ここぞとばかりに頂きます。ココナッツ味が疲れた体に染みる。酒が飲めないので、飲み物はパイナップルジュースをもらいました。

 

 

7時間飛んで、

 

成田に降り立ちました。お疲れ様でした。

 

さて、今回の旅ではデジタルはα7s+SEL1635z、フィルムはM5+NOKTON Classic F1.4 35mmに、さらに写ルンですまで持って行った。重たかった……

使ったフィルムはSUPERIA PREMIUM 400、Velvia100、ACROS100。

現像した写真を載せたいので、まだまだ続きます!

平成31年1月 シンガポール旅行記(5)マーライオン・マリーナベイサンズ・カジノ

 

Merlion

 

▲言わずと知れたシンガポール名物だ。がっかり観光名所だなんて言われるけれど、インスタグラム全盛の今、むしろ観光客たちの絶好のフォトスポットになっている。もちろんマリーナベイが向かいに建ったからからかもしれないが、もはやダントツの観光名所だろう。

(Leica M5 / Voigtländer NOKTON classic 35mm MC / FUJICHROME Velbia 100) 

▲ヘリックスブリッジのあたりまで歩いて、気温にやられそうになった。

暑かったから気づいていなかったけど、実は曇りだったんだな。写真は正直だ。

 

▲というわけでスターバックスに避難。これは多分日本にはないメニュー。冷たい緑茶レモネードだ。ジトッとした気候の中でこれを飲むと爽やかで美味しい。滞在中なんども飲んだ。いかにも観光客だという格好をしているからか、それとも注文ミスを防ぐためか、注文すると" What's your name ? "と聞かれる。でも僕の名前は外国人には聞き取れないものなので、ちょっと短縮したというか、外国人が効きやすいようにアレンジした名前を名乗っていた。

そういえば、シンガポールではこういう観光名所で物乞いやシツコイ写真詐欺がいない。上海では観光地にいると「絶対こんなところで写真撮らないだろ!」というような交差点でしつこーく「写真を撮ってくれないか」と話しかけてくる若い女性がたくさんいる。そんな時は、スターバックスに逃げ込むと治安が良くてゆっくり休めたのを思い出した。

 

 (SONY α7s + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 28mm / ISO800 / F4.0,1/60sec ) 

▲夜はこんな感じ。これは割とマーライオンに近寄って撮った。

マリーナベイを背景にしてもっと引き寄せたいなら、70mmは欲しいところかな。

 

 (SONY α7s + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 35mm ) 

▲マリーナベイサンズのショーを見るなら、対岸のこちらから見ると空いていて見やすい。

 

Marina Bay Sands

 (SONY α7s + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 16mm ) 

▲正直なところ、これがが見たくてシンガポールに行ったも同然だ。

雨期だからか、体感的にはピーカンの晴天のように感じていたのだけど、滞在中はほとんど薄く雲がかかっていたようだ。だけど、この一瞬は青空が見えて、まさに撮りたかった写真が撮れた。ちょっと加工しすぎた感もあるけれど、ダイナミックな現代建築はこのくらいでも良いんじゃないかな。これをポヤポヤした感じに仕上げてもね。もちろんフィルムで撮った方はそんな感じなんだけど、それは別記事で!

 (SONY α7s + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 16mm ) 

▲吹き抜けの開放感がすごい。さて、マリーナベイサンズ といえば屋上のプールだけれど、あそこはマリーナベイのホテルに宿泊していないと入ることができない。屋上から景色を楽しむことにしよう。知らない街を訪れたら、必ず高いビルの展望台から街全体を眺めるようにしている。

▲一旦地下フロアに降りて、列に並ぶ。土産物コーナーの脇あたりに列ができているのだけれど、さほど長い列ではないが進みが遅い。一組ごとに係員が写真を撮って後で購入できるのだが、写真を撮られないと先に進めない仕組みなのだ。さらにエレベーターホールも大きいわけではない。さらに、チケットをその場で買おうとすると、けっこう並ぶ。チケットで並び、エレベーターでも並ぶことになるのだ。

 

▲チケットは自動販売機でも買えるし、クレジットカードも使える。こんな感じのレシートのようなチケットしか出てこないので不安になるかも知れないが、これでちゃんと入場できる。マリーナベイのショー「スペクタクル」に合わせようとすると窓口はとても並ぶので、自販機で買うか、HPで事前に購入しておいた方が良いだろう。

 

 

 (SONY α7s + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 35mm ) 

▲日没は19時30分ごろだった。日の出が7時30分なのに!ちょうど夕暮れ時に撮れて満足だ。

 

 (SONY α7s + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 35mm) 

▲こちらはガーデンズ・バイ・ザ・ベイ、国立公園だ。今回は行く時間がなかったので、もう一度シンガポールに旅して行ってみたい。ライトアップがド派手。

 

カジノ

 ▲さて、カジノ。マリーナベイサンズ の足元にある。中国語では賭場。

日本にもカジノができる可能性がある昨今、実際にプレイせずには賛否を語ることはできないだろう。

よし、100倍に増やせば新品ライカもノクチルクスも買えるぞ!(よく考えたら100倍では足りなかった……)

普段は競馬もパチンコも、一切ギャンブルはしないけれど、余ったお金200シンガポールドルを全て突っ込んでみたところ……

1/1000になってフィニッシュです。高い勉強代だった……

 

まず、カジノに入る前には荷物をクロークに預けるのだけど、その際にクロークに預ける荷物を含めて「カメラはあるか?」と尋ねられる。「ある」と答えると、スーツケースだろうとカバンだろうと、すべての中身を開いて「これがカメラだ」と申告しないといけない。ただ、クロークの係員はフィルムカメラという物を知らなかったようで、正直に申告したM5を" Is this Camera ? "なんて聞いてきた。

 

 (SONY α7s + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 16mm ) 

▲カジノの中は撮影禁止なので、代わりに展望台からの写真の続きです。

カジノの中は、1階は喫煙可能なのでタバコ臭い。2階は禁煙だが、敏感な人は吹き抜け側には座らない方がいいだろう。マスクはマナーに反するので、しない方がいい。

さて、プレイしたゲームはスロットとルーレットだ。本当はカジノらしいポーカーや大小、バカラをプレイしたかったのだけれど、これらのゲームは細かなルールはカジノによって違うので、ディーラーにルールを確認した方がいい。ただ、シングリッシュが僕には全く聞き取れず、諦めざるを得なかった。

 

  (SONY α7s + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 35mm ) 

スロットに100ドル、ルーレットに100ドル使ったが、スロットはやめた方がいい。お金を投じて回しても、止めるスイッチが付いていない。つまり、目押しのような、自力でなんとかなるものではないのだ。自動的に目が決まってしまうので、完全に運任せ。正直これはつまらない。

ルーレットも、マシンが自動でやってくれるものとディーラーが立っているところがあるけれど、後者にした方が駆け引きが楽しめると思う。ただ、チップ1枚2.5ドルくらいでレートが高い。やるなら、5万円程度持っていかないと、駆け引きが始まるほど場が温まる前に「時間切れ」になってしまうだろう。

 

さて、あとは帰国するだけです。

続く

 

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