舮の一番先

今しか撮れない景色に感度高くありたい。最近フィルムも始めました。

令和2年春 フィルムで撮った緊急事態宣言下の東京

今年の春は、なんだか春らしさを感じる余裕がなく過ぎて行って、まさに「心が荒れる」慌ただしい感じでした。これを書いている6月半ばの時点では、東京はステップ3まで進もうとしています。

でも第2波が来るなんて話もあるし、長期戦なのは間違いないですね。

 

緊急事態宣言が出ていても、ずっと家にいられるわけではなくて、通勤や通院で外出せざるを得ないことも何度かありました。

リスクを取って外に出るのなら、やっぱりカメラを持って外に出た方がいいと思います。シャッター切れば気分はご機嫌になるし。

 

何年か後に、「ああ、あの時はこうだったな」と思い返せるように自分用のメモもかねて、この記事を書いています。

 

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Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / FUJIFILM FUJICOLOR 100

▲人の少ない新宿。お昼時なのに、まるで始発前のようだ。いや、始発前でも、もっと人がいたはずだ。

 

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Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / FUJIFILM FUJICOLOR 100

都知事が語りかける映像が無人の新宿に流れていて、どこか違う世界線にスリップしたかのような不思議な光景だった。

 

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Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / FUJIFILM FUJICOLOR 100

▲誰も待ち合わせをしていないアルタ前。アルタのビジョンも、広告が全く出ないからか環境映像や啓発映像だけがループ放映されていた。

 

 

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(Leica M-P 0.72 / Voigtländer NOKTON Classic 35mm F1.4 /KODAK Portra 400)

▲托鉢僧もマスクをする時代になった。僕はアレルギー性鼻炎が年中あるので、真夏でもマスクをしていることがある。不審な目を向けられることも多かったけれど、ようやく時代が追いついたな!

 

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(Leica M-P 0.72 / Voigtländer NOKTON Classic 35mm F1.4 /KODAK Portra 400)

▲銀座の松屋前。百貨店も軒並み閉店だった。一人、初老の男性が通りかかって、マスクをしていても粋で矍鑠とした歩き姿だった。さすが銀座。

 

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Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / FUJIFILM FUJICOLOR 100

 

▲サウナやジムは「密」で休業になったけれど、銭湯はインフラだから開いていた。

家にお風呂のない人も意外といる。公衆衛生をキープするために必要なものだと再認識した。

 

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Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / FUJIFILM FUJICOLOR 100

▲最近は正月だって開いているアキバのゲーセンが、昼間からシャッターを下ろしているのに強烈な違和感を覚えた。

 

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Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / FUJIFILM FUJICOLOR 100

▲どこの児童公園も遊具が閉鎖されて、子供の姿が消えた。手でベタベタ触ってしまうからねえ……

 

 

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Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / FUJIFILM FUJICOLOR 100

▲テレワーク、一気に始まったね。やろうと思えばできたのに、どうして今までやらなかったんだろう。僕自身は、テレワークでも全然構わない。もちろん、会社に行かなければできない仕事や、人と直接会わなければ進まないものもあるけれど、これまであれほど辛い思いをしていた「通勤」とは何だったのだろうかと愕然とした。

後世の人が我々を見たら、不思議に思うだろう。何故わざわざ満員電車に乗って、時間も体力も浪費していたのかと……。その分仕事すればいいじゃないかって思われてしまいそう。

 

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Leica M-P 0.72 / NOKTON Vintage Line 75mm F1.5 Aspherical VM / FUJIFILM FUJICOLOR 100

▲学生がStay Homeして、タピオカ屋は急減した。もともと長い商売ではなかったのだろうけれど、開店休業状態から臨時マスク屋へジョブチェンジしている店も多かった。

 

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(Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / FUJIFILM FUJICOLOR 100 )

▲原宿の竹下通りも人が少ない。そういえばここで、テレビ局が「密」を演出したけれど、緊急事態宣言前の映像だった。写り込んだマクドナルドの期間限定メニュー、3月のものだったらしい。

 

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Leica M-P 0.72 / NOKTON Vintage Line 75mm F1.5 Aspherical VM / FUJIFILM FUJICOLOR 100

ブルーインパルスも飛んだ。昼休みで、ちょうど見ることができた。思っていたより速くて、撮るのは結構大変だった。

医療従事者の皆さんはもちろん、インフラや生活必需品や、直接間接に汗を流している人たち全てに感謝しないとですね。

 

さてさて、この先どうなるのかは誰にも分かりません。このまま収束するかもしれないし、人類は滅亡するかもしれない!

ずっと続くと思っていた景色が思わぬ理由で目にすることができなくなるってことを改めて認識した次第です。

やっぱり、いつも鞄にカメラ入れておかないとね!これからも撮り続けよう!

令和2年に撮った桜

いや〜大変なことになってしまいましたね。

あれよあれよという間に、もう世界は元に戻らないところまで来てしまった。

 

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(Leica DIII + Elmar F3.5 / Kodak PROFESSIONAL TRI-X 400 ) 

12月ごろに撮った写真だと思うけれど、みんなマスクしてないし、こんなに人混みがあるのが遥か昔に思える。

まさか、C97が最後のコミケになんて、ならないで欲しいな。

 

 

 

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(Leica DIII + Elmar F3.5 / Kodak PROFESSIONAL TRI-X 400 ) 

90年代以前の写真を見ると「ケータイ・PHS」が目についたり、そこらじゅうでタバコ吸っていたりするのに違和感を覚えるような感じ。

メイク、ファッション、デバイスは今も変わっていないのに、マスクをしていない人混みというだけで強烈なギャップを感じる。

10年後、「平成」と「令和」で断絶的に時代と風景が変わったのだと振り返るのだと思う。

 

この状況は早くても半年から1年はかかるし、数年以上かかるとも言われている。

その間に「以前の」暮らしの中で、壊れたり失われたりしてしまい、二度と見ることのできない景色がたくさんあると思う。

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(Leica DIII + Elmar F3.5 / Kodak PROFESSIONAL TRI-X 400 ) 

だから、「なんでそんなの撮るの?」なんて言われても、やっぱりコツコツ撮り続けたい。ふとしたことで、予期しなかったことで、もう二度と見れなくなってしまうから。

 

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 (Leica M-P 0.72 /  NOKTON Vintage Line 75mm F1.5 Aspherical VM / Kodak Ektar 100 )

▲今年は桜が咲くのが早かった。その上、満開になった後に雪が降った。

でも残念ながら雪の積もった桜は撮れなかったよ。ちょっと濡れた桜を撮った。

 

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 (Leica M-P 0.72 /  NOKTON Vintage Line 75mm F1.5 Aspherical VM / Kodak Ektar 100 )

▲さすがエクター、曇天でも良い色出るなあ。B&Hで買ったら7ドル台だったんだけど、先日見たら1ドルくらい値上がりしていた。もっと買っておけば良かった〜。

円高になったら、まとめ買いしよう。

 

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 (Leica M-P 0.72 /  NOKTON Vintage Line 75mm F1.5 Aspherical VM / Kodak Ektachrome E100 )

▲リバーサルで撮ったらどうなるだろうと思って、昼休みに撮った。露出が難しくて色々試したけれど、36枚撮って殆どが暗すぎてボツ。特に逆光は難しかった。

 

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 (Leica M-P 0.72 /  NOKTON Vintage Line 75mm F1.5 Aspherical VM / Kodak Ektachrome E100 )

▲空の青がエクタクロームって感じ。Lightroomでだいぶ明るくした。

桜をリバーサルで撮るなら、マクロレンズで寄って撮ると面白そう。来年試してみようかな。

 

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 (Leica M-P 0.72 /  NOKTON Vintage Line 75mm F1.5 Aspherical VM / Fujicolor 100 )

▲夕陽に染まる桜をフィルムで撮ったら綺麗なんじゃないかと思って、思いっきりギラギラしている中で撮った一枚。思ったほどオレンジは出なかったけれど、ほんのり夕日が感じられて、自分では気に入っている。

 

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 (Leica M-P 0.72 /  NOKTON Vintage Line 75mm F1.5 Aspherical VM / Fujicolor 100 )

▲逆光でもう一枚。今年の春の、なんだか寂しかったり、物悲しい感じが伝わるといいな。

 

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 (Leica M-P 0.72 /  NOKTON Vintage Line 75mm F1.5 Aspherical VM / Fujicolor 100 )

▲今年の桜は散るのも早かった。風も強かったしね。来年まで生き抜いて、また桜を撮ろう!もっといえば、さらに生き抜いて、ビフォアコロナの写真を貴重な史料として見せびらかすカメラジジイになろう!!



 

 

令和2年2月 中銀カプセルタワービルを見学した(2)

前回の続きです。

 

(SONY α7III  / Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS

▲室内の円窓から外の景色を見下ろす。窓は開かないけれど、ブラインドがおろせる。

 

(SONY α7III  / Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS

▲水回り。風呂に灰皿があるのが時代を感じるね。

 

(SONY α7III  / Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS

 

(SONY α7III  / Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS

▲これはすごい!オープンリールにトリニトロンカラーテレビだ!

 

(SONY α7III  / Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS

▲これは2つのカプセルの隙間。高所恐怖症の人には怖いだろうな。

 

(Leica M-P 0.72 / Voigtländer NOKTON  Classic 35mm F1.4 / FUJIFILM SUPERIA X-TRA 400)

▲エントランスを内側から。

 

 

(Leica M-P 0.72 / Voigtländer NOKTON  Classic 35mm F1.4 / FUJIFILM SUPERIA X-TRA 400)

▲帰りにもう一枚。歩道橋から写真を撮っている人が何人かいた。

令和2年2月 中銀カプセルタワービルを見学した(1)

前から行こうと思っていながら中々行けなかった、中銀カプセルタワービルを見学してきました。保存か、解体か、中を見ずに言うのも何だか変だけど、中を見れば一層悩ましいというのが正直な僕の思いです。

 

見学ツアーは「中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト」のWEBサイトから申し込みました。やっぱり「百聞は一見に如かず」だと思います。

(Leica M-P 0.72 / Voigtländer NOKTON  Classic 35mm F1.4 / FUJIFILM SUPERIA X-TRA 400)

▲外観。ここの下で待ち合わせなんだけど、遠くからではうっすらとしか見えないネットが目立つ。この高さだと外壁剥離は洒落にならないので、美観を損ねるとは言えど仕方ないと思う。

 

(Leica M-P 0.72 / Voigtländer NOKTON  Classic 35mm F1.4 / FUJIFILM SUPERIA X-TRA 400)

▲「プ」「ビ」だけじゃなくて住居表示まで剥がれてしまっている。フォントに年代を感じるね。

 

(SONY α7III  / Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS

▲これ、何かと思ったらレターボックスなんだそうだ。でもこれではA4サイズの封筒は入らないし、B5でも厳しいと思う。ペンキが変色したり剥がれてしまっていて「レトロフューチャー」の行き着く先を目の当たりにした気分になる。

 

(SONY α7III  / Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS

▲この黒々とした塗装が、中銀カプセルタワービルの本来の色味なのだそうだ。

 

(SONY α7III  / Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS

▲例えば「中銀」と書かれた部分は今や錆の茶色だけれども、光沢のある黒が本来の色だったらしい。ちょっと見てみたい。

 

(SONY α7III  / Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS

▲時代を感じるフォント。やっぱり実際に足を運ばないと分からないことがある。百聞は…なんていうけれど、視聴覚だけでなく「触覚」「嗅覚」「味覚」もとても大事。

写真じゃわからない、長年経過したカビと埃のごまかせない匂いが漂っている。ヴィンテージの風格でもあるし、ダメな人にはダメなものだとも思う。

 

(SONY α7III  / Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS

▲カプセルを下から見上げる。床下が!!

率直に言って、これはやばい。

 

 

(SONY α7III  / Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS

▲カプセルを上から見下ろす。本来は取り換えるものだった…というのがよくわかる。これほど埃が積み重なっては、痛ましい。

 

(SONY α7III  / Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS

▲オレンジが本来の塗装だったようだ。メーター類の覗き窓もお洒落。

テプラじゃなくて、テープライターなのも時代を感じる。テプラだと薄れちゃいそうだけど、エンボスのテープライターは長持ちするなあ。

 

(SONY α7III  / Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS

▲新築時のパンフレット(復刻版)。お土産にゲットしました。

 

1ページ目の黒川紀章が若かくてカッコいい!絶対入手した方が良いです。

 

続きます!

令和2年2月に撮った写真 綱町の簡易保険局・御茶ノ水橋の都電線路

なんだか年明けから忙しなくて、正月に撮った写真をため込んだまま2月に突入してしまっていました。こまめに更新しないとだなー。どんどん腰が重くなってしまいますね。そんなこと言っていたらもう3がつだよ!!

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(SONY α7III  / Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 16mm, ISO100, F4.0, 1/500sec )

▲三田綱町の三井倶楽部の向いにある、旧簡易保険局。いよいよ着工、これで見納めかな。戦前の逓信建築ってかっこいいよね。

 

(SONY α7III  / Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 35mm, ISO100, F4.0, 1/500sec )

▲ちょっとアップで。24-240を手放してから望遠使ってないけれど、レリーフとか撮っておいてもよかったな。石油王だったらすぐに買えるのに!

 

(SONY α7III  / Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS / 35mm, ISO100, F4.0, 1/500sec )

▲雲ひとつない冬晴れ。PLフィルターつけて撮ったら、群青色になって好みの写り。ちょっとリアリティがないかな?

 

 (Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / FUJIFILM X-TRA400 )

お茶の水橋。都電錦町線の線路が発掘された。アスファルトの下に眠っていたようだ。

 

 

 

 (Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / FUJIFILM X-TRA400 )

▲近づいてみれば、確かに線路!個人的にはバスよりも路面電車の方が好きなので、都電が今ももっとあれば…なんて思ってしまう。

 

 

 (Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / FUJIFILM X-TRA400 )

▲ショベルカーが線路の上を走っているようで、ちょっと面白かった。

 

令和2年1月3日 できたばかりの新国立競技場から新宿へナイトウォーク

えっ、気づいたら2月も中旬⁉︎

まだ正月の記事をアップできてないよ……

 

今年は3日が休みだったので、夜の国立競技場を見てきました。惜しまれつつも生産停止になったVenus800を詰めて…。

 

 (Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / FUJIFILM FUJICOLOR SUPERIA VENUS 800 )

千駄ヶ谷駅。突貫工事が続いている。ISO800だとこのぐらいの暗さでも無理せず写せて安心。

 

 

 

 (Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / FUJIFILM FUJICOLOR SUPERIA VENUS 800 )

▲塀の上に手を伸ばして撮った。なかなかダイナミックに見える。

 

 (Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / FUJIFILM FUJICOLOR SUPERIA VENUS 800 )

天皇杯勝戦で既に一般観客も使っていたのだけれど、まだまだ周囲は工事中。

 

 

 

 

 (Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / FUJIFILM FUJICOLOR SUPERIA VENUS 800 )

▲いつの間にかクーベルタン伯爵がいた。

 

 

 

 (Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / FUJIFILM FUJICOLOR SUPERIA VENUS 800 )

▲これも塀の上に手を伸ばして撮った。こちらが「正面入口」になるのだろうか。当初の計画案だと新国立競技場は普段はランニングコースとして開放される……みたいな話があったように記憶しているんだけど、実現するんだろうか?普通に散歩したい。

 

 (Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / FUJIFILM FUJICOLOR SUPERIA VENUS 800 )

▲こうやってみると、まだ完成したとは思えない。ネットフェンスや万能鋼板で囲まれている場所の方が多いくらいだ。オリンピックまでは、普段目に見えるところも見えないところも、工事はまだまだ続くんだと思う。

 

 

 (Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / FUJIFILM FUJICOLOR SUPERIA VENUS 800 )

▲こうして見るとなかなかの存在感なのだけれど、「もしもザハ案が実現していたら」と思ってしまう。周囲の景観とのバランスが…なんていう人もいたけれど、現実的な街並みのなかに突如としてあの未来的な存在があったら……どんな光景だっただろうか。

 

 (Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / FUJIFILM FUJICOLOR SUPERIA VENUS 800 )

▲昼間も運動したのだけど、新宿まで歩くことにした。NTTドコモ代々木ビルが紅白にライトアップしてたのだけど……なんかちょっとイマイチな色合いだと思った。LEDだからか、派手すぎるように見えたせいだろうか。

 

 (Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / FUJIFILM FUJICOLOR SUPERIA VENUS 800 )

▲サザンテラスまでやってきた。以前は青いイルミネーションだったけれど、何周か回ってオーソドックスな色合いに戻ったんだね。

 

 

 

 (Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / FUJIFILM FUJICOLOR SUPERIA VENUS 800 )

▲1月3日はおそらく、バスタが最も混み合う日だと思う。終電も近いのにとてもたくさん人がいた。バスタは残念ながら待合快適指数が高くないように思う。やっぱりコンビニ的な施設が充実していないと、この時期バス待ちは厳しいよね。

 

 (Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / FUJIFILM FUJICOLOR SUPERIA VENUS 800 )

▲ストリートミュージュシャンがいたのだけれど、音響トラブルに見舞われていた。

それにしても、今年は暖冬だな。正月の夜なんて凍える寒さだと思うのだけれど、あるているからか、そこまで寒くはなかった。

令和元年1月1日 OrientalのNew Seagull100で晴海フラッグ(オリンピック選手村)と晴海客船ターミナルを撮影

前回の続き、OrientalmのNew Seagull 100で撮影した写真です。

自家現像したので、現像初めでもありますね! 

 

 (Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / Oriental New Seagull 100)

▲誰もいないかな、と思ったらちらほら人がいた。特に客船はきていなかったのだけど、家族連れもいた。子供にとって楽しい場所とはあまり思えないのだけど、見物だったのだろうか。

 

 

(Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / Oriental New Seagull 100)

東京湾を挟んだ向こうは、豊洲市場。朝飯を食べに行こうと思いつつ、まだ行ってない。築地で食べた朝の寿司はうまかったな。

 

(Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / Oriental New Seagull 100)

ビッグサイトもそうだけど、バブル期をちょっと過ぎたあたりのポストモダン建築っって逆三角形好きだよね。あの時期の建築ってお金かかって贅沢な作りのイメージがあるけど、30年以上たつわけだし徐々に姿を消し始めていく時期か。バブル前夜に建った赤坂プリンスなんて、もう建て替わったしね。

 

 

(Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / Oriental New Seagull 100)

▲「信幸あいしてます あゆみ」。あいしてる、じゃなくて、あいしてます。

2人で掘ったのではなくて、旅立った信幸にむけたのだろうか。

こういうところの落書きとか彫り込みって最近見なくなった気がする。

 

(Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / Oriental New Seagull 100)

▲目に痛いほどの直線。これほど住戸があるのに、まだ誰もいない。

でも自分が今立っている場所はあと半年もすれば役目を終えて消える…と考えるとなんだか非現実的な気分がした。

 

 一年半前にはSofortで撮った。こんなにフィルムカメラにハマると思っていなかった。

 

(Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / Oriental New Seagull 100)

 

 

 

(Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / Oriental New Seagull 100)

▲なんか2000年ごろのCGみたいだ、背景とかこんなかんじだったよね。

 

 

(Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / Oriental New Seagull 100)

▲室内。ダンスパーティーから即売会までいろんなイベントが行われていたから、「お世話になった」人も多いと思う。

 

(Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / Oriental New Seagull 100)

▲ここから見る東京湾が好きだったのだけど、どう撮ればいいのか未だによくわからない。夜にもう一度来ておきたい。

 

(Leica M-P 0.72 / Carl Zeiss Planar 2/50 ZM / Oriental New Seagull 100)

▲ベビーカーがポツーンと取り残されていた。